男の色気
2009.11.25 *Wed
![]() | 風の男 白洲次郎 (新潮文庫) (2000/07) 青柳 恵介 商品詳細を見る |
*-*-*-
昨日は…
このブログでコメントもしていただいているkenkenさんとランチ。
待ち合わせは、某駅改札に12時30予定。
ところが、予定時刻30分前にその駅に到着。
で?駅に程近い大型書店に足を踏み入れた途端、
「あ〜っ!」とあちらから…声がかったので顔を上げてみると…
あら、kenさん♪
やはり同業者?(笑)自然と足が向かうのは…本屋さんよね?
と、話しながらひとしきり本を眺めていた。
実は私が探していた本が「白洲次郎」氏についての本。
*-*-*-
今日御紹介する1冊を読んで、もう少し彼についていろいろと
知りたいと思ったのがきっかけ。
先日NHKでドラマをやっていたとか?いないとか?
私は以前から書店で、「白洲次郎」氏の写真を見て、
「いつか読んでみたいな〜」と思っていたのだが、数週間前に
この本を購入。
時間に余裕がある時に、ページを捲っていた。
なぜ?普通の小説のように、とにかく読み進めなかったのか???
この本は、不思議な本である。
小説ではない。かといって、伝記でもなく、随筆でもない…。
実はこの本が書かれるきっかけとなったのは、白洲氏の周囲に
いた方々が「語録を出してはどうか?」と白洲氏の奥様、正子氏に
提案があり、
「白洲は伝記などを出版して頂くことには反対だったと思うが、
英国式というのであろうか、頑固な反面、不思議にユーモアのある人間で、
ふとした時にとてつもなくおかしなことをいった。…(中略)…
語録なら差し支えないと思ったが、さて、書いて頂くのはどなたがいいか…」
という経緯らしい。ところが、白洲氏に面識がある正子氏の友人
この著者の青柳氏に白羽の矢が立ってからが大変だったそうだ。
語録…その言葉が発せられた背景を理解しないと、とてもその
内容が理解されないだろう?と、さまざまな資料、歴史的背景や
人物からのインタビューを合わせて…結局今の形になったとのこと。
*-*-*-
初っ端は、昭和18年の8月、サンフランシスコに向かう船の様子。
白洲氏と、戦中戦後にかけて多くの交流をした当時陸軍の辰巳栄一氏
との出逢いと交流から描いている。
…私事だが…大学時代…遡れば高校時代に至るかもしれないが、
近現代史にとても興味があった。本を読み、資料を調べ…等々の
懐かしい記憶が、サーッと甦った。
白洲氏の活躍は、日本の昭和の歴史とほぼ重なるだろう。
昭和が始まる頃に英国ケンブリッジを辞して日本に戻り、
さまざまな仕事に就く。その仕事ぶりは、人脈や能力をフルに
使ったもの。特に吉田茂との付き合いは、戦前から戦後に至るまで
長く続いている。
戦前、「このまま戦争に突入すれば、日本は食糧危機になる」と
東京の都心から町田に移り、農業を始める。
戦後、さまざまな筋から仕事を依頼され、日本国憲法や
現在の通産省の基礎、電力会社の基礎などを創っていく
陰の立役者として八面六臂の活躍をする。
*-*-*-
優秀なビジネスマン、国際人。
そう括ってしまうと、とてもとてもツマラナイ印象になってしまうが…。
この本の表紙の白洲氏の姿。
すでにロマンスグレー?の様子なのだが、とにかくカッコイイ。
この本にも、合間合間に白洲氏の写真が差し挟まれているが…
若い頃の「いい所のハンサムなお坊っちゃん」という雰囲気の写真は
現在の男性モデルの写真を彷彿とする。綺麗…なのだが、それだけ。
深みがない。
ところが、年を重ねるに従って、「いい顔」になってくる。
ダンディと表現するのが良いだろうか?
すごく良い顔になっている。
もちろん、体躯にも恵まれていただろう(当時で身長180cmを超えて
いたら大男!)。スマートでイギリス仕込の雰囲気。
日本人の中にいたら確実に「目立った」ことだろう。
容姿はもちろん、言動もすべて破格だったようだ。
本書の最後の方に、白洲氏の友人だったという堤清二氏が
白洲氏を語ったくだりがある。
「私利私欲をもってつき合おうとする人間を白洲ほど敏感に
見抜き、それに対して厳しい反応をした人を他に知らない。
(中略)
白洲が晩年に至るまで、仲良く付き合っていた人に共通した
性格があった。私心のない人、大所、高所に立って、
自分の考えや行動すらも客観的に捉えられる人、本当に
愛情のある人。」
人間として、一番尊ばれるが…その実、一番難しいコト。
それを一生を通して、貫き通した男の生き様がこの1冊に
書かれている。
そこには、日本の現代に至る「歴史」が絡み、さまざまな
歴史上の人物となった人々が絡んでくる。
歴史好きにもたまらない1冊となるだろう。
もちろん、白洲氏の「男の生き様」を知りたい方にもオススメ。
*-*-*-
昨日のランチは、話も区切れず(笑)、お互いの「これからの目標」を
交換しつつ、本の話、歴史の話や…「男の色気」の話まで(笑)。
人間、いつまでも色気を失っては…いけないねぇ?と
(ここでの色気というのは、自分が醸し出す良い雰囲気という意味)
話し合いながら、「次回は忘年会でも!」と言い合って別れた。
先週〜今週は…旧交を温めて、「次」に向かう!そんな時間が
多くなりそうだ。
明日も素敵な1日を!
*-*-*-
☆お役立ち情報☆
無料で一括見積。外注先探しなら【BB Planet.jp】
*-*-*-
COMMENT
こちらこそ!
kenkenさま
こちらこそ!先日はありがとうございました。
白洲次郎、いいでしょう?スポーツマンでもあり、男の色気充分です(笑)
良かった、kenkenさんとライバルにならなくて(意味不明)
これからもいろいろ情報交換させて下さい!
こちらこそ!先日はありがとうございました。
白洲次郎、いいでしょう?スポーツマンでもあり、男の色気充分です(笑)
良かった、kenkenさんとライバルにならなくて(意味不明)
これからもいろいろ情報交換させて下さい!
先日はとても楽しいひとときをありがとうございました。
とても刺激になりました。
また、いろいろなお話しましょう。
白州次郎さん、あまり良く知らなかったのですが、もし同じ時代に生きていたら、恋に落ちていたに違いない(笑)。今度じっくりと読ませていただきますっ!
とても刺激になりました。
また、いろいろなお話しましょう。
白州次郎さん、あまり良く知らなかったのですが、もし同じ時代に生きていたら、恋に落ちていたに違いない(笑)。今度じっくりと読ませていただきますっ!
Comment Form
TRACKBACK
TrackBack List
| HOME |











